育児

夫目線で綴るテレワーク×育児の相性の良さとは?

テレワークする人 育児


子育てと仕事を両立することは、多くの親たちが直面する課題です。通勤時間やオフィスでの時間を考えると、家族との時間を確保することが難しい場合もあります。しかし、最近ではテレワークが一般的になり、子育てと仕事を両立するための新たな選択肢が生まれ、育児に携わる男性にとっては、テレワークが有効な解決策となっています。今回は、テレワーク4年目に突入した筆者が感じるテレワーク×育児の相性の良さについて、詳しくご紹介します。

テレワークしている男性からみた育児の実体験を知りたい

テレワークをすれば平日も育児参加できて妻の負担が減るのでは?

そのようなことを考えている方へ向けた記事となっています。

現在の家庭状況

テレワーク×育児の相性の良さを紹介するにあたり、みなさんに具体的な状況をイメージしていただけるよう、まずは筆者の家族構成や平日の家事育児の状況をお伝えします。

家族構成

夫(筆者)、妻、息子(1歳)の3人家族で、現在住んでいる地域に親戚等はいません。

仕事

筆者である私は、インフラエンジニアとして、自宅でテレワークをしています。出社は月に1~2回程度。9:00~17:30をベースとしたフレックス勤務をしています。残業は平均20h/月で、多いときは45hに迫ることもあります。
妻は個人クリニックで医療事務&栄養指導をしています。すでに育休から復帰し、9:00~16:00の時短勤務をしています。

家事

家事の役割分担は決めておらず、お互いが気づいたら行うスタンスです。朝ご飯はお互いグラノーラを食べているので、毎日必ずやらなければならない家事は、洗濯と晩御飯の支度です。

育児

登園前の朝ごはんは休日にまとめて作り置き&冷凍した食材を解凍して食べさせています。
↓管理栄養士の妻も大満足している離乳食レシピ本が我が家では大活躍しています

8:00の登園を目標に7:50ごろに私が息子を連れて家を出ます。息子を預けたあとは、8:30以降にPCを起動させて業務開始です。一方、妻は、8:00に家を出ます。時短勤務終了後、17:00ごろに息子を迎えに行きます。夕刻は17:30以降に息子に晩御飯を食べさせて、20:00前に入浴、21:00前に就寝しており、基本、私が担当しています。

テレワーク×育児の相性の良さとは?

現状を踏まえ、私が考えるテレワーク×育児の相性の良さをお伝えします。

出社準備や通勤時間が削減される

テレワーク最大のメリットといえるでしょう。寝ぐせ直しや髭剃りなどの出社準備がないだけで、大半の時間を息子の登園準備に充てることができます。毎朝6:30に起床し、保湿クリームを息子に塗りたくり、息子の朝食準備をします。7:00から息子の朝食とあわせて私もグラノーラをかきこみ、7:50ごろに家を出発します。その間、妻は洗濯物を干したり、化粧をしたりしています。

出社の日は、8:00には家を出発しなければならないので、私は6:00に起床し、息子が起きるまでは出社準備をします。7:30ごろに家を出発して、一度帰宅し、8:00に自宅発、といった流れです。毎日6:00起床だと大変ですが、テレワークのおかげで余裕をもって朝の支度ができています。

終業後、すぐに家事・育児に取り掛かることができる

こちらも通勤時間がないために感じることができるメリットですね。私の勤務時間は9:00~17:30が基本なので、定時で終業できれば、17:30過ぎには台所に立ち、晩御飯の支度ができる状態となります。ただ、1hほどの残業をすることが多いため、18:30~19:00に終業し、晩御飯を食べて、20:00ごろに息子と入浴する流れが一般的です。

19:00終業の場合、オフィスに出ていれば帰宅時間は20:00近くになるのでテレワークのおかげで終業後の家事・育児参加も可能となっています。

金銭的なコスト削減ができる

こちらは育児に直接関係のないことではありますが、ぜひ紹介したくピックアップしました。出社の回数が少なくなることで交通費(会社支給)やランチ代(毎食500円程度)、ビジネスウェア(スーツ、革靴など)の購入費が節約され、その分、西松屋でかわいい洋服を買い足すことができています。直近で購入したスーツや革靴は3年前に購入したものを今でも使っています。もちろん、体型維持は絶対条件になります。笑
サラリーマンの必須アイテムが経費で落とせればよいですが、そんなことは無理なので、テレワークをするうえで意外と大きなメリットだと感じています。

帰省しても仕事ができる

こちらは妻の仕事事情にもよるのですが、妻が育休中の時には、長期休暇の1週間ほど前に帰省して息子は妻の実家で見てもらい、その間、私は自分の実家で仕事をすることをよくしていました(もちろん出社しないようなスケジュール設定に命を懸ける期間が発生します!笑)

自分たちの親としても、かわいい孫がやってくるといつも相手をしてくれるので、息子の相手をする人数が増え、少し気が楽になります。また、飛行機なども繁忙期前に予約することができるので、少しだけ安価に購入することができます。チリツモですが、意外なメリットの一つといえるでしょう。

妄想厳禁!実現不可能なテレワーク×育児のシチュエーション

「テレワーク×育児」にどのようなイメージを抱いていますか?テレワークのことについて、家族や友人と会話すると「仕事さぼれから育児できるんじゃない?」、「出社しなくていいからストレスなくてラクそう」なんてことを言われます。。
確かに、体力的な疲労は減りましたが、精神的な疲労が慣れない時期には本当に苦労したことを今でも覚えています。ということで、筆者が考える「テレワーク×育児」の実現不可能なシチュエーションをいくつかピックアップしてみました。

リビングなどの家族と同じ空間で仕事をする

リビングで仕事する父親

テレワークをする際のコミュニケーションは、Microsoft TeamsやZoomなどのアプリケーションを使うことがほとんどです。もちろん、周りの音がうるさければ円滑なコミュニケーションをとることが難しくなり、お互いストレスとなります。「快適なテレワーク」と称された写真には、家族とソファーに座り込んだ父親がPCを持って、笑顔で会議している様子を見かけますが、どう考えても無理ですね。。
(電源ないやんけ。。ワイヤレスイヤホンしてないけど、相手の声周りに丸聞こえ。。セキュリティ。。)

さみしいかもしれませんが、家族のいるリビングとは違う部屋でおとなしく仕事することが上司・同僚への配慮といえるでしょう。お客様との大事な会議であればなおさらですね。

家事をしたり子どもの面倒をみたりしながら仕事をする

子どもとテレワークする父親

筆者の息子は1歳なので、部屋の扉を閉めていれば、邪魔をされることはありません。ただ、急に熱を出してしまい、休園したときは、9:00~12:00の間、息子を抱っこひもでおんぶして業務をしたことがあります。幸い、息子が長時間昼寝をしてくれたこと、当日のAMは社内会議だけだったことから何とか乗り切れましたが、たった3hでも心身ともに疲弊したことを覚えています。。息子が起きそうになると中腰であやしながら上司と会話していました。。笑

「柔軟な働き方ができるテレワーク」と称された写真に、子どもの宿題を隣で見ながら業務用PCを開いて仕事をしている母親の様子を見かけますが、、こちらも現実的ではないですね。。

好きな場所で仕事をする

ノマドワーカー

いざテレワークを始めてみると、デスクの上に大きなデュアルディスプレイやPCスタンド、すぐに検証ができるようにデスク近くにルータ・スイッチのスペースを確保するなど、「その場から動かない前提」で快適なテレワーク環境を構築してしまいがちです。たしかに、電源とWi-Fiがあればどこでも仕事はできますが、シングルディスプレイでは作業効率が良くないので、結局、いつもの場所で仕事をしてしまいます。

ただ、デュアルディスプレイについては、モバイルモニターを購入してから出張先や帰省先でも快適に仕事ができるようになったので超絶おすすめです。1.5万ほど出せば何不自由ないスペックのものが購入でき、筆者は以下のようなモバイルモニターを1年ほど愛用しています。

最後に

いかがでしたか。テレワーク×育児は相性が良いことが多々あります。ただし、あまりにも理想を描きすぎるとギャップが生じてしまうこともあるので、過度な期待はしないよう注意してください。

このブログではテレワークの実体験や仕事と家庭のバランスについて書いています。興味のある方はほかの記事もぜひお読みいただければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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